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地域交流

「ダウン症」だけでなく、様々なハンディキャップを持つ障がい児(者)は、家と作業所や学校(または職場)の往復だけの毎日。特に心臓疾患などがあると休日などは、家にこもりがちになってしまうでしょうが、違う世界を見るために積極的に地域交流にも参加したいものですね。ここでは、地域参加について考えてみましょう。

地域交流のために大事なこと

日常生活や余暇の時間を楽しく過ごすには、どうすればいいのでしょうか?これは、障がいのあるなしに関わらず、すべての人にとって大事なポイントになります。特に、地域との関わりが薄れがちな障がい児(者)は、本人が積極的に遊びや学びの場に出かけていくという姿勢が重要です。「ダウン症」の人にも同じことが言えるでしょう。どんなところへも気後れすることなく、参加しようとする意欲や自分なりに楽しもうとする気持ちを忘れないようにしたいものです。また、小さいときは、親が積極的にそういった環境を与えてあげてください。本人が楽しめるような趣味をつくるために、様々なことにチャレンジし、ほかの子供と一緒にいるときは、できるだけ自由に遊ばせるようにしましょう。

地域奉仕活動

「ダウン症」の人が入所している施設や、通っている授産所などでは地域交流を図るために、地域奉仕活動の一環として清掃活動を行っているところがあります。清掃活動のほかに、高齢者福祉施設への訪問なんかもよく行われています。高齢者を前に、練習を重ねてきたダンスなどを披露して楽しんでもらうのです。このような奉仕活動を通して、地域の人たちとコミュニケーションし、家族や施設、授産所スタッフ以外の人たちとの交流を深めていきます。これによって、新しい世界も広がりますし、“人の役に立つことを自分がする”というのは、自信にもつながっていくでしょう。

地域交流の場作り

「ダウン症児(者)」本人が、たくさんの人と交流したいと思っていても、もし参加できそうな場が少なければ、盛んな交流は行われないかもしれません。そこで、まわりが地域交流の場をつくることも大切です。その際には、様々なイベントを利用するといいでしょう。

お祭り

たとえば、地域で開催されるお祭り。そのお祭りに施設や授産所、サークル単位などで出店するのです。もし、町内会長さんなどから“ぜひ出店してほしい”との申し出があったときには、遠慮せずにどんどん参加してください!このほか、逆に施設などで開かれるお祭りをはじめとした様々な行事に地域の人たちが参加することでも交流できますよ。行事への案内を配って、参加を呼びかけます。“「ダウン症」の人たちがどんなところで、何をしているのか?”分からない人も少なくありません。こういう機会を設ければ、お互いのことを知るための良い交流の場になります。

カフェ

最近、地域の人たちとの交流の場として人気なのが、施設内に設けたカフェスペースまたは、別の建物で運営しているカフェ。そこで、スタッフとして働いている人の多くは「ダウン症者」などの障がい者です。カフェのメニューになっているパンやクッキーなどは、ほとんどが彼らの手作り♪おいしい物をお供に地域の人との会話も弾むことでしょう。

親の地域交流

本人だけに限らず、親の地域交流も重要ですね。できれば、親子揃ってできるのが理想的ではないでしょうか。以前、元スポーツ選手のタレントさんが自分の子供が「ダウン症」であることをテレビで初告白しましたが、彼女は近所の人にも長い間そのことを黙っていたんだとか。残念なことですが、わが子が「ダウン症」であることを、周囲に隠そうとする人も少なくないでしょう。まずは、同じような障がいを持った子供の親御さんを見つけて、交流してみませんか?そこから、親も地域の人との交流範囲を広げていくようにしてください。ただ、どちらかとばかり偏る付き合い方をしないように「ダウン症」の仲間の親同士の交流と、地域の人たちとの交流のバランスを保ちましょう。

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