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身体の療育

知育だけではなく、身体の療育も「ダウン症」治療の一環になります。この身体の療育を早期から行っていくことで、症状を和らげながら、毎日を元気に過ごすことができます。ここでは身体の部分別に、症状緩和の方法を説明することにしましょう。正しいケアや訓練のヒントになればと思います。

知育とは?

首すわり、寝返り、ハイハイ、座位保持、つかまり立ち、伝い歩き、独歩などは、ゆっくりでも少しずつできるようになっていきます。親子でスキンシップをたくさんとってください。それがいい刺激になって、「筋力トレーニング」代わりとなります。それから、藤田弘子氏が書いた本「ダウン症児の赤ちゃん体操」といったものなどを参考に、赤ちゃん体操をしてあけましょう。赤ちゃん体操は、親御さんも子供の身体の動かし方を把握するヒントになるでしょうし、子供にとっても「筋力トレーニング」ができ、自力でやれることも多くなっていきます。そのほか、リハビリセンターなど定期的に療育指導を行っている機関で相談し、指導を受けながら、弱い部分「筋力トレーニング」をすると、より効果的な療育ができるでしょう。

お腹のマッサージ

「ダウン症児」は、比較的便秘になりやすい傾向にあります。便秘になる原因として、身体の筋肉の発達が緩やかなために便を押し出す力が弱い、腸の運動も少しゆっくり…などの点が挙げられます。そこで、小さいときは身体に外から動きを与えてあげたり、軽いマッサージをすることで排便を促すようにしましょう。仰向けになって身体を左右にねじったり、お腹を左右から軽く挟む感じでやさしくマッサージ、左の腰骨の少し内側を軽く下に押し出すようにマッサージするなど、腸が活発に動くよう、お腹のマッサージが効果的です。お腹のマッサージを行うときは、決して強く・早くすることはせず、やさしく・ゆっくりを心がけましょう。

スキンケア

肌が常にガサついているのも、「ダウン症」の特徴の一つと言えるでしょう。そのため、頻繁に皮膚トラブルを起こしてしまうことも…。その原因の一つは、体液循環の悪さだと考えられています。このことから、体温調節が自分ではうまくできず、エアコンの冷風に直接当たると冷えすぎてしまったりすることもあります。夏場は日焼けで肌を傷めたり、冬場はしもやけになったりと、肌に関する悩みは多いですね。クリームを塗るなど日頃のスキンケアに気をつけたいものです。そのほか、乳幼児湿疹やアトピー性皮膚炎になる子供もよくいます。「ダウン症」の肌のトラブルは、子供のときだけに限らず、大人になってからもスキンケアを続けたほうがいいでしょう。スキンケアの方法としては、クリームを塗るほか、マッサージ、できるだけ多く肌を外気に触れさせる、関節をこまめに動かすストレッチなどがおすすめです。

オーラルケア

「ダウン症」のオーラルケアについて、見てみましょう。もともと噛む力が弱いため、それが色んなところに影響を及ぼします。

舌の運動

舌が大きいということもあってか、まず舌の運動が苦手なことが多いですね。舌は食べ物を噛むときや、言葉を発するときに重要な役割を果たします。舌の動きがよくなると、多少硬いものも食べられるようになりますし、何より発語がスムーズになります。歯磨きの際に歯ブラシを使って、舌に軽く刺激を与えましょう。また、唇全体を軽くつまむなど、口まわりをマッサージすることも大事です。

歯周症状

「ダウン症」の場合、口の中は炎症を起こしていることが多いです。その原因としては、歯垢、歯並び・噛み合わせの異常などのほか、身体を守る役割をする白血球機能の異常、精神発達の遅れによって口腔内が清潔に保たれていないことなどが挙げられます。なので、オーラルケアがとても大事になります。特に小さいうちは、できるだけ甘い物を控えさせましょう。また、一度は病院で正しいオーラルケアの指導を受け、食後の歯磨きを忘れないでくださいね。

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