ダウン症と歩こう
基礎知識
ダウン症の合併症
ダウン症の療育
自立に向けて
ダウン症Q&A

知育

「ダウン症」は、どうしてもマッサージなど症状を和らげるための方法を実践することばかりに気が向きがちになります。けれど、知育面も同時に育てていくことを忘れないでください。子供の世界を広げて、様々な知識を身に付けていくためにも、知育は重要です。「ダウン症児」に必要な知育について見ていきましょう。

知育とは?

最近「知育」という言葉をよく耳にしますが、みなさんはどのようなものなのかご存じですか?知育とは、読んで字のごとく、子供の知的な能力を育てるための教育をいいます。様々な遊びの中で、認知力や思考力を高めていくことを目的としています。たとえば、物の色や形の違いを理解して分類したり、物の大きさを見分けたり…。こういう力がついてくるとともに、次第に記憶力も高まってきます。生まれてから3歳までに人間の脳は一番成長するため、それまでのあいだに親が何を与えて、どんな環境作りをしたかが、子供の脳の発達に大きく影響すると言われています。今は知育玩具などもたくさん発売されているので、上手に利用しながら子供の知育に励んでいる親御さんも多いのではないでしょか。

いつから知育を始める?

知育ブームとも言える最近、0歳から子供の知育を始める親御さんも少なくありません。もちろん「ダウン症」の子供にも、知育は重要なポイントになります。「ダウン症」の子供は物事を覚えるスピードがゆっくりなので、早め早めから気長に知育していくことをおすすめします。親御さんによって、生後すぐに声がけしたり、音楽を聞かせたりしている場合もあります。また、おすわりが出来るようになってきた頃から絵本を読み聞かせたり、知育玩具を取り入れて一緒に遊んだりすることで、能力がグンと伸びる子供もいるでしょう。その子の状態に合わせたスピードと知育内容で、「ダウン症」仲間のお母さんたちのアドバイスなども受けながら無理のないよう取り組んでいくことが大切です。

言語教育

「ダウン症児」は言葉を覚えるのも、ゆっくりペースと言われています。たとえば、一般的に名詞を理解するのは1年くらい、大小や色の名前、“ママ、好き”などの2語文などの理解は2〜3年くらい遅れるとされています。また、ちゃんと意味のある言葉の発語も1年くらいは遅れるという報告がありますが、もちろん子供のよって言語の習得ペースはマチマチなので、焦らず教えるのが第一です。正しい刺激を繰り返し与えていかなければなりません。このため、言語教育は生後4ヶ月頃から少しずつ始めていくといいでしょう。最初のうちは一方的にでも頻繁に声がけをしてください。「ダウン症」の子供は比較的マネが得意なので、お父さんやお母さんの言葉・動作をたくさんマネさせましょう。そうすれば、自然に発生言語が身に付くと思います。あとは、その子に合わせて色々な知育を試してみるといいですよ。

概念作り

そもそも言葉は、概念を記号化したものです。なので、言語教育と概念作りは深いつながりがあります。「ダウン症」の子供は、この概念作りがちょっと苦手…。絵カードや数字カードを使って、目と耳から覚えさせるようにしましょう。ここで気をつけたいのは、絵カードを作るときには、ちゃんと実物も見せられるようにすること!さらに、数字を苦手とする子が多いため、数の概念作りはじっくり時間をかけて取り組むようにしてください。概念作りは言語教育と同じように、毎日の積み重ねがとても重要です。少しずつでも繰り返し教えていきましょう。それから、“楽しくやる”ということも忘れてはいけません。途中で飽きたら、無理せず気分転換♪楽しく続けながら、子供の成長ぶりを感じ取っていきたいものですね。

MENU

ブックマーク登録↓

Yahoo!ブックマーク Google Bookmarks はてなブックマーク niftyクリップ livedoorクリップ del.icio.us